有病者歯科 |
歯科医院に通院する方は、全ての方が健康とは限りません。高血圧、糖尿病、高脂 血症など生活習慣病やその他の疾患で内科などに通院されておられる方はたくさん います。
また、内科など通院されていなくても自覚症状なしにそれらの疾患にかかっておられる方、その危険性が極めて高い方も多くおられます。
これらの方の歯科治療(麻酔、抜歯を含む外科処置、投薬など)は健常者の方よりも注意が必要です。
当院ではこれらの方に安心して歯科治療を受けていただくために、内科的疾患のかかりつけ医と連携し、患者さんそれぞれにあわせた歯科治療を選択していきます。
同じ虫歯でも、「痛いのなら麻酔して治療」という方法は全ての方には当てはまるとは限りません。
車椅子で通院されている方は、お手伝いが必要な場合は、インターホンを押していただくか、お電話くだされば、お手伝いいたします。
また、病気ではありませんが、妊娠中および授乳中の方も注意が必要です。胎児への影響、薬剤の母乳中への移行などは常に念頭におく必要があります。
乳幼児の治療の際は、”本人がしゃべれても症状をうまく表現できていない可能性がある”ということです。
これらのことから、歯科治療は、年齢・性別・基礎疾患・体調など様々な観点から患者さんを診て、選択していかなければならないということです。
当院に来られる場合は、現在のお体の状態をできるだけ詳しく伝えて下さい。