Feb 17, 2009

ジェネリック医薬品

ポスト @ 23:51:35 , 修正 @ Feb 17, 2009 14:51:35 | 日記

今日は患者さんで薬剤師さんのHさんとジェネリック医薬品について話していました。
ちょっと前まではゾロと言われていた後発医薬品のことです。
先発医薬品の特許期間が過ぎるとゾロゾロ出てくるモノです。ジェネリック医薬品については利点欠点あると思います。
僕自身は反対はしませんが推奨はしておりません。
確かにジェネリックは厚生労働省が推奨しているように安価です。これは諸外国にならって医療費削減が狙いです。
ウィキペディアによると、日本でそれほど普及していない理由に医師、薬剤師の知識不足と記述してあります。
本当にそうなんでしょうか?
僕は推奨しない理由として
・先発医薬品には安全性に関して歴史が深い。
・開発者の努力に敬意を表したい。
などがあります。また以前にジェネリック医薬品を処方されて不愉快な思いをしたという患者さんがおられました。患者さんの中には、いつものお薬が違うモノに変わっていると、不安になられる方もいます。
いつものお薬なら何も考えずに安心して服用できます。また、新薬の開発には莫大な研究開発費や開発に要する期間、マンパワーが要求されます。それを無視して、後発品が売れるという体制になってしまうと、新薬開発のメリットが損なわれかねない、医療の発展の妨げにもなります。
もちろん、患者さんの中でジェネリック医薬品の処方を希望される方がいらっしゃれば、申し出てくだされば対応させていただきます。まったく反対はしておりません。
みなさんはどのようにお考えなのでしょうか。

Comment

No Comments