May 20, 2012
釣りはお休み
ポスト @ 4:41:08 | 日記
今週は先週に引き続き1日100人前後の患者さんが来院され、ちょっと休養したかったので釣りはお休みです。患者さんのKさんに貝塚の耳寄り情報をいただきましたので来週くらいにでもチャレンジしたいです。
ところで、そんなのんびりした週末なので映画でも見ようと兄からビデオを借りました。
”ゆきゆきて、神軍”という1987年の映画をご存じでしょうか?
ニューギニアからの帰還兵、奥崎謙三の姿を描いたドキュメンタリー映画です。
この映画は、戦時中、奥崎が所属していた部隊で終戦後、上官による射殺事件があったことを知り、真相究明していくというものです。その映画の中で、奥崎は戦友の大半を亡くしたわけですが、敵の攻撃に遭い弔われることなく異国の土になり、飢餓状態で生存のためなら戦友達の人肉を食らうほどの窮地に立たした悪の根源を当時の天皇裕仁と断定し(奥崎は前に当時の天皇裕仁にパチンコ玉を当てようとして逮捕されています)、さらにその殺人事件の真相究明に東奔西走します。当然、元上官達はそろってなかなか口を割らない。それでも奥崎流の方法で口を割らせて、解決していき、元上官の息子をピストルで撃ち殺人未遂まで犯します。あのマイケルムーア監督が「生涯観た映画の中でも最高のドキュメンタリーだ」と語っているそうです。おもしろい映画と言うよりは非常に考えることが多い映画です。見た後、一人で”まだ戦後”の世界になりました。意味深い映画です。
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