2つの事象A,Bについて、独立かどうかを検定する方法を紹介します。まずは手順から…。
1.まずは、仮説から…。
帰無仮説:”2つの事象A,Bは独立である。”対立仮説:”2つの事象A,Bは独立でない。”
2.有意水準 α を決め、そのときのカイ2乗分布の値 k をカイ2乗分布表より得る。
3.データを表にする。
事象 | A1 | A2 | 合計 |
B1 | A1B1 | A2B1 | SB1 |
B2 | A1B2 | A2B2 | SB2 |
合計 | SA1 | SA2 | S |
4.検定統計量T(カイ2乗)を計算する。
⇒ T>k で帰無仮説を棄却し、対立仮説を採用。つまり、有意水準αで、2つの事象A,Bは独立でないといえます。
例
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新たに開発された狭心症の新薬を服用した人と、プラセボ(偽薬)を服用した人の5年間の発作が出現を表にすると次のようになった。 |
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まずは仮説をたてます。 |