適合度検定とは、理論的に出された値と、実際に標本から得られる値とのずれを検定することです。その手順を示します。
1.まずは、仮説から…。
帰無仮説:”理論値と比較してずれがない。”
対立仮説:”理論値と比較してずれがある。”
2.有意水準 α を決め、そのときのカイ2乗分布の値 k をカイ2乗分布表より得る。
3.期待度数を計算する。
4.検定統計量T(カイ2乗)を計算する。
⇒ T>k で帰無仮説を棄却し、対立仮説を採用。つまり、有意水準αで、理論値と比較してずれがあるといえます。
例
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さいころを60回振り、それぞれの目がでた回数は次の表のようになった。このときの目の出方は、一様と考えられるか? |
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仮説をたてます。 |